スポーツに怪我はつきものですが、きちんと準備体操を行い、適切な筋肉を作り、運動後のケアを行うことで、怪我の予防と悪化の防止をすることができます。
例えば、スポーツ外傷に多い膝の靭帯損傷を起こしたとき、まず手術を行うか行わないかの判断が必要です。
手術を行えばしばらくスポーツに復帰することはできませんが、厳しいリハビリを行えば、また復帰することができます。手術を行わない場合は、怪我の程度にもよりますが、腫れが引いたら徐々に筋トレを開始させ、自分の筋肉を発達させつつサポーターを使うことで復帰を目指します。
どちらにしても、膝や他の部分に余計な負担がかからないように、体感トレーニングを行い、姿勢を改善したりケアをすることが必要で、このケアを続けることで体に余計な力が加わらなくなり、復帰後にパフォーマンスが格段にアップする人もいます。
では、どの治療や施術でもよいのかというと、注意が必要です。
近年、リラクゼーションの一つとして、低価格でマッサージを受けられる施設がありますが、資格を持っていない者がマッサージすることもあります。本来は患部にを押してはいけない状況であったのに、体重をかけて押したり、マッサージを行うことで、症状を悪化させてしまう可能性があるので、必ず、治療を受けられる施設を選ぶようにしてください。
スポーツをされている方は、自分の体のケアはしっかりと行いましょう。