鍼灸院では、痛みの症状や原因・病名によっては、健康保険が適用となる場合があります。
健康保険が適用となるものは、神経痛やリュウマチ、五十肩、腰痛症、頚椎捻挫後遺症(むちうち)、頚腕症候群(首や肩、腕の筋肉や靭帯のしびれや痛み)の全部で6疾患が該当となります。
これらの疾患を治療するために鍼灸院へ通うのを健康保険適用とするためには、医師の同意書または診断書を書いてもらう必要があります。その際には、病院では診断のみで治療を受けることはできません。
単なる肩こり、腰痛などの筋肉疲労などによる施術では、健康保険の対象には残念ながらなりません。頚腕症候群という病名がついてはじめて健康保険適用となると思っておきましょう。
健康保険が適用とならなくても、定期的に鍼灸院で痛いと感じる部分の施術を受けることでかなり体は楽になると思いますので、辛い症状があったら、予算に合わせて通ってみるのもひとつの方法だと思います。
鍼灸院では、国家資格を取得している施術師が施術にあたるので施術自体は安全なので、安心です。 ただし、その痛みがどこからきているのかという診断は医師しかできないので、医師の診断の元で鍼灸院を利用するのがベストです。